NEW ARRIVALS
最近の仕事を時々掲載します。
「死にたくなったらこれを読め!」
島田洋七著
装丁/マルプデザイン(清水良洋)
潮出版社
島田洋七師匠の新書。
いわゆるタレント本です。
初めてこの手のカバーをやりましたが、進行その他、通常の単行本とはまったく違うんですね〜。
全ての決定権は著者であるタレント本人にあるのでいろんな事が途中で変わってしまいます。
結局、表四のワンポイント用にささっと描いた洋七師匠のカットが表紙に採用され、
打ち合せで決定し、表紙用にちゃんと大きく描いたおばあちゃんと幼き洋七師匠の絵が裏に行ってしまいました。
ぼくとしては手に取ってもらえるようないい本になるのならそれでいいのですが、
最初から洋七師匠の似顔絵が表紙にくるとわかっていたらもう少しちゃんと描いたのにな〜。
2012プランニングカレンダー
トッパンフォームズ
2012のプランニングカレンダーの表紙と裏表紙。
第63回「全国カレンダー展」に入選いたしました。
初出品での入選。こいつは春から縁起がいいぞ〜!!
今回は短いお話をつけてあります。
かなり強引な展開ですが、イメージが伝わるでしょうか。
絵本の中のカリン
少女の名はカリン。
絵本を読みながウトウトとうたた寝をしています・・・・
いつの間にかカリンは絵本の中に入り込んでしまいました。
絵本の中のカリンは母に頼まれ、赤い桶をもって近くの泉に水をくみに行きます。
「もしもしお嬢さん」カリンを呼ぶ声が聞こえました。
声の方を見ると一匹の金色をした魚が水面から顔を出しています。
「ぼくを向こうの泉まで連れて行ってくれないかい、前の雨に流されて
家族と離ればなれになっちゃったんだ」
「いいわよ、じゃあ、この桶に入れて連れて行ってあげる」
カリンは桶に魚を入れて歩き出しました。
ところが目的の泉がどこにあるかわかりません、
カリンは道に迷ったようです。
「どうしたんだいお嬢さん」サバンナのシマウマが話しかけて来ました。
カリンは魚にたのまれて向こうの泉に行きたいんだけど道に迷ったと話しました。
「それならぼくが案内してあげよう」とシマウマは言ったあと、
木の上で話しを聞いていた小鳥に「先に行って僕たちが行く事を魚君の家族に
伝えておくれ、きっと待っているだろうから・・」シマウマが言い終わらないうちに「OKまかせて!」といって小鳥は飛び立って行きました。
そして魚は無事家族の待つ泉に戻る事ができました。
「じゃぁ元気でね、バイバイ!」と、魚とシマウマと小鳥にさよならを
言ったところでカリンは目を覚ましました。
・・「へんな夢、でもとっても楽しかった!」
カリンは独り言をいってふと手のひらを見てみると、最後に魚君がくれた
金色のウロコがキラリと光っていました。

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